星の彼方へ
「絶対、嫌われたよ...。はあ...。謝ったまんま、逃げちゃったし。」


「じゃあさあ、メアド、大に聞いてみたら?すごい仲良さそうだったし。」


そんなこと、あたしが出来る訳ないじゃん!


「絶対出来ないよ...。今日ので、嫌われたのに、メールなんかしたら、ますます嫌われちゃうよ。」


そおだよ。


もぉ嫌われるのは、こわい。


「海音、考え過ぎだよ!大丈夫だよ、そんなに悩まなくても。」


この日、花保は必死に慰めてくれたけど、私は落ち込んだまま、家に帰った。
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