星の彼方へ
なんだろ?


でも、なんとなく、分かる気がする。



そして昼休み。


渡り廊下の近くまで、花保に付いて来てもらった。


本当は、行きたくなかったんだけど、行かなかったら、失礼なような気がして。



行くと、もうそこには、泰知が待っていた。


「突然呼び出して、悪い。ちょっと、話したいことがあって。」


どんどん、泰知の顔が、真っ赤になっていく。


「全然いいよ。」


私は、わざと過ぎるほど、明るく答える。


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