星の彼方へ
「もしもし、海音です...。」
えッ、この声、自分の声じゃない。
海音、メッチャ緊張してるよ。
「あっ、俺だけど、分かる?」
分かるよ。
メールばかりで、クラスが違うということもあって、あんまりしゃべったことはないけど、すぐ分かるよ。
この、海音が大好きな声は、将クンだけだ。
聞くだけで、キュンとする。
「うん。将クンだよね?」
えッ、この声、自分の声じゃない。
海音、メッチャ緊張してるよ。
「あっ、俺だけど、分かる?」
分かるよ。
メールばかりで、クラスが違うということもあって、あんまりしゃべったことはないけど、すぐ分かるよ。
この、海音が大好きな声は、将クンだけだ。
聞くだけで、キュンとする。
「うん。将クンだよね?」