星の彼方へ
私は吹奏楽部。


音楽が好きだったし、運動部には入れないと思ったから入った。


運動神経もいい花保は、断然バスケ部。


ふたりは、部活が違ったけど、帰る時間と方向が同じだったから、毎日一緒に帰っていた。


朝は、海音が遅いから、別々なんだけどね。



そして、部活も終わり私は花保と帰っていた。


「ねえ、海音。もう少し早く学校に来ようよ。」


不可能なことだと思う。


「だって朝は苦手なんだもん。」


< 6 / 134 >

この作品をシェア

pagetop