-RAINY BOY1-
『ありがとな。絢芽もさー、沖縄にみんなと一緒に来れて良かったな。』
そう言い、まだ火のついていない花火と交換をした。
そのあと、皆も屋根のあるところに移動してきて、遅くまでその屋根の下で語っていた。
小さい頃の話や、進路の話。
このグループ……意外と仲がいいのかもしれない。
もうすぐで皆は、それぞれ別々の進路を決めなくてはならない。
でも、俺は離れたくねぇーよ。
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