-RAINY BOY1-
絢芽は、慌てたように言った。
『傘忘れちゃったんだよ(笑)気にすんな↑↑それに、今は建物内だし(笑)』
俺はそうかえした。
『いつもさしてるのに、忘れちゃったの?まぁいいや(笑)はい!』
絢芽は言って、バッグからタオルを取り出し、俺に差し出した。
『あ…ありがとう。あのさー、昨日のプレゼントのクッキー食べたよ↑↑美味かった!傘の形なんて、あんまないだろ(笑)でも……嬉しかったよ!』