-RAINY BOY1-
そう聞かれて、俺は答えられなかった。
-- 家。-----
『そういえば、和人は進路決まったのか?』
親父がいきなり聞いてきた。
『まだ。』
俺が答えると、
『なら、良ければ俺の仕事場を、見学してみないか?俺の仕事場なら、いろいろな仕事があるから、きっと気に入った仕事が見つかるはずだぞ。』
そう親父に言われて、乗り気じゃなかったけど、一応
『あぁ!じゃあ、明日。どうせ学校休みだし、TV局行くよ。』