星霜夢語り
努力の結晶といっても全力で投げないと甘く入ってしまう為
英智は5回ぐらいから息が上がっていた

相手もそれを見抜いて粘っている



「はぁ…はぁ…はぁ………
(やべーな…とりあえず点だけは取られない様にしないと)」



体力も限界に近づき
気力だけで投げていた英智に
球場に響く歓声に混じり
懐かしい一つの音が聞こえた
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