シュシュ~番外編①~
「…東吾の気のせいだ」
そう言ってごまかし、書類に目を通す。
・・・すると、東吾がククッと笑うのが聞こえ、
思わず顔を上げた。
「…それで、ごまかしたつもりか?まぁ、いい。
相談したくなったら、いつでも聞くよ」
「・・・」
2人で目を見合わせ、笑顔の東吾に、眉をひそめるオレ。
…いつかはバレるかもしれないが、今はまだ言えない。
ましてや、美織にキスしたなんて、口が裂けても言えない。
それから一週間ほどは、仕事に没頭し、美織に会う事もなかった。
・・・が。
全く予想外の場所で、美織に会うことになる。
どうして、美織はこんなところにいるのか?
「・・・知らなかったのか?」
取引先の会社の社長室。
来るまで待っている間に、東吾がオレに言ってきた。
「…当たり前だ。社会人なのは知ってるが、
まさか、この会社にいたとは・・・しかも、
この会社の社長秘書とかありえないだろ」
…全く、何で美織が・・・
そう思っただけで、ため息が漏れた。
そう言ってごまかし、書類に目を通す。
・・・すると、東吾がククッと笑うのが聞こえ、
思わず顔を上げた。
「…それで、ごまかしたつもりか?まぁ、いい。
相談したくなったら、いつでも聞くよ」
「・・・」
2人で目を見合わせ、笑顔の東吾に、眉をひそめるオレ。
…いつかはバレるかもしれないが、今はまだ言えない。
ましてや、美織にキスしたなんて、口が裂けても言えない。
それから一週間ほどは、仕事に没頭し、美織に会う事もなかった。
・・・が。
全く予想外の場所で、美織に会うことになる。
どうして、美織はこんなところにいるのか?
「・・・知らなかったのか?」
取引先の会社の社長室。
来るまで待っている間に、東吾がオレに言ってきた。
「…当たり前だ。社会人なのは知ってるが、
まさか、この会社にいたとは・・・しかも、
この会社の社長秘書とかありえないだろ」
…全く、何で美織が・・・
そう思っただけで、ため息が漏れた。