シュシュ~番外編①~
2.怯える仔羊?!
・・・ここは、夜のレストラン。
社長就任祝いで、東吾と二人・・・いや、3人で、
今ここにいる。
「オレが祝うのは当たり前だが、
・・・何で、美織までここにいるんだ?」
不思議そうな顔で、美織を見る東吾。
「男二人で飲んだって、楽しくもないだろ?」
「…確かに」
オレの言葉に納得する東吾。
確かにそれも理由の一つだが、東吾はもう一つに理由を知らない。
いや、知られたくない。
まさか、妹に恋心を抱いてるなんて知ったら、
東吾は、美織をもう二度と、俺には近づけないだろう。
変わり者に、美織はやれん、と言って・・・
「…おめでとうございます。龍之介さん」
少し控えめな口調、そう言えば聞こえはいいが、
美織は、なぜか、いつもオレに脅えている・・・
「安藤美織」
「は、はい!」
オレの言葉に、ビクついている。
社長就任祝いで、東吾と二人・・・いや、3人で、
今ここにいる。
「オレが祝うのは当たり前だが、
・・・何で、美織までここにいるんだ?」
不思議そうな顔で、美織を見る東吾。
「男二人で飲んだって、楽しくもないだろ?」
「…確かに」
オレの言葉に納得する東吾。
確かにそれも理由の一つだが、東吾はもう一つに理由を知らない。
いや、知られたくない。
まさか、妹に恋心を抱いてるなんて知ったら、
東吾は、美織をもう二度と、俺には近づけないだろう。
変わり者に、美織はやれん、と言って・・・
「…おめでとうございます。龍之介さん」
少し控えめな口調、そう言えば聞こえはいいが、
美織は、なぜか、いつもオレに脅えている・・・
「安藤美織」
「は、はい!」
オレの言葉に、ビクついている。