ずっと・・・
数ヵ月後・・・
  

私は、瞬君といた。
「瞬君、あのね・・大好き・・・瞬は?」
言いたいことが、喉に突っかかっていえなかったから別のことで誤魔化した。
「さぁ、どーだろ。」
「さぁ、って・・・ 酷いなぁー。」
「冗談だって!」
冗談って・・・
お互いあははと笑ったあと、聞き直した。
「好き?私のこと。」
「好きじゃねぇ。」
「え?」
「愛してる」
その瞬間私は決心がついた。
今なら喉に突っかか言葉も言えるはず。
あの事言ってみよう...。
「瞬君...。あのね私は...実は、えっと...あの...その....。」
「ん...?どうした?」
言いにくそうにしている私の顔を覗き込んでくる瞬君。
その瞬間に泣きそうになったのをこらえて、私は言った。
「あのね、持病が、あるの。私・・・」
そういったあとの瞬の顔が少し辛そうだった。
ごめんね。
瞬君...。
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