ずっと・・・
瞬side
「あのね...持病が、あるの。私...。」
は?
冗談か、本気か?
数ヶ月前、杏がほかの男子と話しているのを見て嫉妬している自分に気づいた。それで杏のことを遊びじゃなくて本気で好きだと嫌でも気づいてしまった。
そして、付き合って1ヵ月で杏がなにかをずっと打ち明けようとしてくれていた悩みをいつでも聞く覚悟があった。
親友の神矢ですら言いにくかった杏の悩みを。
だけど、こんな受け入れ難い悩みだなんて、告白だったなんて想像していなかった。
「嘘だろ?」
「本当なの・・手術もできないし、薬もないの。要は、治療法がないの・・・」
治療法が...ない....?
「そんなに...重い...病気なのか....?」
「あのね...持病が、あるの。私...。」
は?
冗談か、本気か?
数ヶ月前、杏がほかの男子と話しているのを見て嫉妬している自分に気づいた。それで杏のことを遊びじゃなくて本気で好きだと嫌でも気づいてしまった。
そして、付き合って1ヵ月で杏がなにかをずっと打ち明けようとしてくれていた悩みをいつでも聞く覚悟があった。
親友の神矢ですら言いにくかった杏の悩みを。
だけど、こんな受け入れ難い悩みだなんて、告白だったなんて想像していなかった。
「嘘だろ?」
「本当なの・・手術もできないし、薬もないの。要は、治療法がないの・・・」
治療法が...ない....?
「そんなに...重い...病気なのか....?」