ずっと・・・
杏side
にぃにと散歩で懐かしい公園へ向かった。
私が落ち込んでるとき自然と向かっていた公園。
「懐かしいね...。」
ブランコに座ってにぃにと話すことにした。
ブランコを少しこぐだけで、キィキィと金属の軋む音が響く。
ところどころで子どもたちがはしゃいでいる。
「だな...。」
にぃにが少し寂しそうに返事をする。
「お前も少しは大人になったのな。」
「そりゃ、私だって大人に近づきますよー!」
そして他愛もない会話をしてゆっくりと過ごしていると、
「にぃにが背中押してやる!」
そう言ってにぃにが急に背中を押してきてブランコが一気に高いとこまで上がった。
「にぃに!高い高い!ストップストップ!」
笑いながらにぃにの方を向くとやっぱりどこか寂しげなにぃにの顔が見えた。
私にはどうしてにぃにがそんなに寂しい顔をしていたのかしばらくわからずにいた。
そしてある日、私はにぃにが寂しい顔をしていたわけを知ることとなる。
けど、ある日その寂しい顔の理由がわかった。
私は何度もなんども一緒にブランコで話をした日に戻りたいと後悔をするようになる。
けど、今の私はにぃにのことを何もわかってあげられなかった・・・。
にぃにと散歩で懐かしい公園へ向かった。
私が落ち込んでるとき自然と向かっていた公園。
「懐かしいね...。」
ブランコに座ってにぃにと話すことにした。
ブランコを少しこぐだけで、キィキィと金属の軋む音が響く。
ところどころで子どもたちがはしゃいでいる。
「だな...。」
にぃにが少し寂しそうに返事をする。
「お前も少しは大人になったのな。」
「そりゃ、私だって大人に近づきますよー!」
そして他愛もない会話をしてゆっくりと過ごしていると、
「にぃにが背中押してやる!」
そう言ってにぃにが急に背中を押してきてブランコが一気に高いとこまで上がった。
「にぃに!高い高い!ストップストップ!」
笑いながらにぃにの方を向くとやっぱりどこか寂しげなにぃにの顔が見えた。
私にはどうしてにぃにがそんなに寂しい顔をしていたのかしばらくわからずにいた。
そしてある日、私はにぃにが寂しい顔をしていたわけを知ることとなる。
けど、ある日その寂しい顔の理由がわかった。
私は何度もなんども一緒にブランコで話をした日に戻りたいと後悔をするようになる。
けど、今の私はにぃにのことを何もわかってあげられなかった・・・。