隣のサンタさん。
するとそこには部活の皆。

「部活中に何ボーっとしてんの?」

笑いながら麗華が言う。
あはは、クリスマスのこと考えてた、なんて言ったら怒られそう…。

「ごめんなさい~…ちょっと、考え事ー…」

なんとかごまかす。
その時。

タラ…

鼻がツンとした。
何、だろう。

「え、ちょっと海緒。鼻血っ」
「えええっ。ほんと!?どうしよーっ」

鼻血だったんだ!
何すればいいんだっ??

私がテンパっていると、麗華がティッシュで押さえてくれた。

「しばらく、ティッシュつめてな。」
「ん、あ゛り゛がと゛ー」



< 4 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop