君と私の愛々傘。【短】
雨の日だけは、創ちゃんの隣は私の特等席。


それだけで、くすぐったい気持ちになる。


そして、創ちゃんは必ず家まで送ってくれる。


「ばいばい」って、素っ気なく言って、私の家とは逆方向に帰っていく。


ねぇ、創ちゃん?


そんなところも大好きだよ。
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