君と私の愛々傘。【短】
桜井さんは創ちゃんを見つけると、たたっと走っていく。


創ちゃんの隣に。


「傘、本当にいいの??いれてもらって」


えー…?


「いいよ。俺の幼なじみもよく忘れるから。」


「幼なじみって三組の?いつも相合い傘してるよね。仲いいよね。付き合ってるの?」


「えっ!?やっ。そんなんじゃないよ。ただの幼なじみ」


そんな会話を交わしながら、二人は一つの傘の中に入る。


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