恋するキス魔のドキドキDays
『そ・ん・な・り・ゆ・う・か・よ?』


サイテーだよ、悠輔。


『悪いとは思ってるよ。でもお前しか頼めなくて』




悠輔は、クラスの三枚目担当だった。

鼻ペちゃのファニーフェイスで、みんなを笑わせる天才。

恋愛には疎く、女子からは完全に友達扱いだった。




その悠輔が恋をした。

相手は、吹奏楽部のクールビューティー。


そこそこうまくいってるらしい。

真剣な恋なのだろう。


相手に嫌われたくない一心でのメールだということは分かる。



私は決心を決めた。
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