幼なじみって…
それからも我慢し続けた
「死ね」や「消えろ」って言われるのはいつものこと
教科書が消えることも水をかけられることもまだ続いた
でも、あの日がくる…
今日は珍しく何もされていなかった
だから私は嫌がらせが終わったんだと思っていた
そして昼休み
海斗と庭で食べるのが日常で今日も来ていた
「あ、紅音の卵焼きちょーだい」
海斗はいつもおねだりしてくる
その可愛さに負けていつもあげちゃうんだけどね
それからはいっぱい話しながらお弁当を食べた