幼なじみって…
「隆聖、学校遅れるー」
「そんなこと気にすんな」
「気にするよ!」
あんなこんながあって、ようやくどいてくれました
「じゃ、リビングで待っとくわ」
「ありがとう」
登下校はいつも隆聖と一緒
なんで一緒に行ってくれるかわかんない
でも、そんなちょっとした優しさがドキッときてしまう
これって恋…?
でも、私は恋をしてはいけないんだ
海斗、ごめんね
「隆聖、お待たせー」
「おせーよ」
「ごめんごめん」
「じゃ、行くぞ」
そう言って歩きだす
私の歩幅に合わせて歩いてくれる
やっぱり優しいな…