青春謳歌
近づきたくて…(春)
恋してる
陽菜side
「へぇ〜、で…いつの間にか陽菜は恋をしていたと?」
「こ、恋って…そんな!」
「違うの?」
「ち、違わない…と思うけど…。」
「声、ちっさ‼︎」
「うぅ…。」
涙目で親友の平井友華を見る。
そんな私を見て、友華は呆れたような目で見てくる。
「はいはい、純情だねぇ〜。」
「純情って…。」
今は高校2年の春。
私、綾部陽菜は無事に2年になった。
そしてあの春から1年がたった。
特に変わったこともなく1年が過ぎた。
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