青春謳歌




「色々と聞きたいことはあるが・・・。
いくらだ?」

「ぷっ、買うんだ・・・。
本当に春原は陽菜に甘いね。」

「それが、悪いか?」

「全然♪お金はいらないよ。
でも、ちょっとついて来て欲しいところがあるんだけど・・・。」




そう言って笹田は俺に写真を渡して歩き出した。


それに俺も渋々ついて行く。



貰った写真は本当に陽菜が写っていて、普段とは違った陽菜の格好に俺は理性が崩壊しそうになった。


予想以上の可愛さだな・・・。



この格好で部活の出し物をしているのか?



そう思うと、絶対に不埒な輩が近寄って来ているはずだと分かってイライラした。




「はい、ここ・・・。」




そんなことを考えていると笹田がある教室で立ち止まった。


ここは・・・。




< 113 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop