青春謳歌
卒業式
陽菜Side
ど、どうしよう・・・。
遂に卒業式が来てしまった。
どんな形で告白しようかと昨日、一日中悩んであまり眠れなかった。
目にクマとか出来てないよね!?
そんな顔で告白したら絶対に先輩に引かれちゃう!!
そう思いながら私は、卒業式に臨んだ・・・。
-卒業式が終わって-
「陽菜、いよいよだね・・・。」
「う、うん。」
「大丈夫、陽菜なら!」
「あ、ありがとう・・・。」
噛み噛み状態で友華に答える私は自分でも分かるくらいに緊張してしまっている。