青春謳歌




真っ赤に染まった頬。

今にも泣きそうな目。

何かを言いたそうにしている口。


その全てが愛しくて俺は見惚れた。




「私も・・・好きです///」




返事を聞き俺は思わず頬を緩めた。




「陽菜、ありがとう・・・。」

「わ、私こそありがとうございます///」




優しく笑う陽菜につられて俺も笑うと陽菜は耳まで真っ赤にした。


本当に可愛いな・・・。




「先輩の笑顔・・・綺麗です///」




綺麗と言われて俺はビックリした。


今まで、一度も綺麗など言われたことがなかったから・・・。





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