青春謳歌
「ところでもう1つの質問ってなんだ?」
「あ、そうでした!」
すっかりさっきの出来事で忘れていた。
思い出したように話す。
「その、さっき言ってた先輩が私にしてしまったことって………なんですか?」
「っ⁉︎」
私の質問に先輩が一瞬、焦ったように動揺した。
先輩の様子に不安になる。
一体、何を先輩は私にしたの?
もしかして…起きた時、先輩私の目の前にいたから私の馬鹿な寝顔を見て罪悪感ってゆうか拒否反応を起こしてしまったとか?
先輩、優しいから口に出して謝りそうだし…。
あぁ、でも他にも何か知らない間に私が先輩の気分を害してしまって何か嫌がらせをしようと考えたとか?
よくわからない考えが出てくる。
「その、な………。」
そんな私に先輩は少し言いにくそうにして話してくれた。