青春謳歌
「ねぇ、陽菜達ってもうヤったの?」
「ぶっ!?」
急に言われて私は飲んでいた紅茶を噴いた。
その様子に汚いなぁ~と言いながらも友華は楽しそう。
うぅ・・・私はいつまでたっても友華には逆らえないみたいです。
「その様子だと良くてもキスって所が限界みたいだね。」
「あ、当たり前だよ!!」
「当たり前って・・・今時、小学生でもキスくらいするよ。」
「っ・・・今ってそんなに凄いんだ///」
「まぁ、少なくとも陽菜達より深い関わりをしているって言うのは確かだね。」
ケロッと言う友華に私の顔は真っ赤。
この後、先輩に会う私はどうすればいいの・・・///
友華が恨めしくてジッと睨んでいると友華は私の頬をつついた。
「そんな、可愛い顔で睨んでも意味ないって!」
「友華、意地悪だよね。」
「そりゃ、娘には意地悪したくなるわよ!」
未だにその設定は生きていたのか友華はニコッと笑った。
そういえば、私は友華の娘だったっけ?
ありえない設定に笑ってしまう。