青春謳歌





「……お大事にな。」





それだけ言って帰って行った。


先輩が帰った後…

まだ顔の熱が取れていなくて布団をかぶりなおして考えた。



ど、どうしよう…。

先輩と初めてしゃべったよ。


でも…あの名前を呼ぶだけなんてお礼じゃないよね?


やっぱり何かあげよう!

で、でも何がいいんだろう…。


あ、こういうのは友華が詳しいから今日メールで聞いてみようかな?




火照った顔を覚まそうとするも考えるのは先輩のことばかりでなかなか冷めてくれない。







これが、恋なのかな?




そんなことを思いながらどんなものがいいかひたすら考える私だった。


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