青春謳歌





「どうしたら、存在に気づいてくれるかな?」

「存在ってねぇ…。うーん、もういっそのこと告白しちゃうとか?」





あっさりと言った友華を目の前に真っ赤になる。





「む、無理!告白とかできない‼︎」

「大丈夫だって!ほら、よく言うじゃん。
女は度胸…そしてあたって砕けろ‼︎ってね。」

「砕けちゃ駄目!そ、それに私なんかに告白されても先輩、迷惑だろうし…。」





ず〜んと沈んだ気分になる。


自分で言うのもアレだけど…私は目立つことが苦手だ。


そして少しネガティブ思考の人間でもある。


そんな私がこ、こここここ告白とかありえない‼︎


< 5 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop