青春謳歌




「よし、ちょっと休憩しよっか!」




友華がイキイキとした顔をしてデパートの中にあるカフェに行く。



って・・・こんなに多くの荷物を持ってよく笑顔で歩けるね・・・。



感心しながら友華の後ろを歩く。


すると、手に持っていた荷物が他の人に当たってしまった。


その反動でさっき買ったばかりの浴衣やら帯びが袋から散らばってしまった。




「あ、ごめんなさい!怪我はありませんか!?」




慌てて謝罪する。




「うん、大丈夫だよ。それより・・・これ。」




腰を折って謝っていた私にスッと何かが差し出された。


確かめるべく顔を上げる。


すると、散らばってしまった浴衣を手にした外国人のような人がいた。


わぁ・・・綺麗な人。

男の子・・・だよね?





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