青春謳歌




俺も正直に言えばもっと近づきたい。

もっと話してみたい。



だが、これ以上望んでしまってもいいのだろうか。




「・・・・・・近づきすぎるのはいけないと思う。」




ボソッとつぶやいた。


俺と陽菜は所詮先輩、後輩の関係。前よりは少し話すようにもなった。



そうやって少しでも話せるだけでいい・・・。


陽菜の中で俺は、いい先輩であればいい・・・。




そう思うことはいけないことだろうか?











ただ、近くにいれるだけでいい・・・・・・。







< 60 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop