青春謳歌
「おはよう!陽菜!!」
「おはよう、友華。」
軽く挨拶をして私の前の席に座る。
「どうだった!?夏休み!!」
「え、うん・・・。楽しかったよ。」
「そっか・・・。良かったね。」
友華が自分のことのように喜ぶ。
そういえば友華には何かと協力してもらったんだったな・・・。
「友華、いろいろとありがとう・・・。」
「ん?何が?」
「浴衣を選ぶのとか・・・。」
「ああ!礼なら架李に言って!!
浴衣を選んだ基準は架李が春原先輩の好みを聞いてそれを、元にしただけだから!」
「え・・・?」
言っている意味が分からなくて思考停止。
私が買った浴衣って・・・先輩の好み?
だ、だから先輩浴衣のこと褒めてくれたのかな・・・・・・。