青春謳歌




「おはよう!陽菜!!」

「おはよう、友華。」




軽く挨拶をして私の前の席に座る。




「どうだった!?夏休み!!」

「え、うん・・・。楽しかったよ。」

「そっか・・・。良かったね。」




友華が自分のことのように喜ぶ。


そういえば友華には何かと協力してもらったんだったな・・・。




「友華、いろいろとありがとう・・・。」

「ん?何が?」

「浴衣を選ぶのとか・・・。」

「ああ!礼なら架李に言って!!
浴衣を選んだ基準は架李が春原先輩の好みを聞いてそれを、元にしただけだから!」

「え・・・?」




言っている意味が分からなくて思考停止。


私が買った浴衣って・・・先輩の好み?



だ、だから先輩浴衣のこと褒めてくれたのかな・・・・・・。





< 81 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop