Who is it?
3歳の時。
曾祖母が亡くなった。
いい年だったからしょうがない。
曽祖母は太っても細くもなくて、
髪は紫色。丸くて大きな目。
遊びに行けばいつも私と兄を見ていた。
でも会話した覚えはない。
隣にいたのは覚えているんだ。
でも本当に一度も会話をした覚えはない。
曽祖母の家の縁側で写真を撮った事だけはよく覚えている。
会話はしてないが曽祖母は無表情でもなく…
微笑んでるわけでもなく…
今でもその写真の曽祖母の表情が不思議だ。