ダメな私を愛してくれて
第1章
現実
「ちっ!まじきもいんだけど」
「視界にはいってくんなって」
「あいつ見るだけで吐き気する」
はぁーまた始まった。
私は白井稟。今は高校一年生。私の今の見た目ってキモイんだろうなって自分でもわかってる。だってもう何もかもがめんどくさいから。きれいにする理由は私には不必要だから。
髪の毛はロングでずっと切ってないから伸びっぱなし、このつりあがった睨んでるような目。最悪な私。
そして今私はクラスの一部の女子からイジメを受けている。