ダメな私を愛してくれて
私は小さい時から隼人がバスケのための体力作りを一緒に毎日やってたんだ。だからいつの間にか走るのが好きになっていた。
「えー!やだー私足遅いもーん…」
「大丈夫だって!だってほかの人気ありそうじゃん?変なのになっちゃうよりよくない?」
「うーん。わかった。しょーがないな!」
「何がしょうがないだよ!」
私はあんなの背中をバシっと叩き二人で笑った。こんな会話でも私にとっては一つの支えとなっている。
かんな。ありがとう。