ダメな私を愛してくれて




そっからの記憶はなく重い瞼を俺は開けたんだ。




目が覚めると母さんと親父が泣きながら


「よかった…よかった…」


ってずっと言っていてでもそれより俺はどこを見回しても稟の姿はなくて…




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