兄弟姉
はつびは勢いよくクローゼットの扉を開けた。すると

「お、お俺けんたっ!」

はつび「…反省したか?」

けんた「うん!」

脅しのつもりの包丁を台所に戻した。

しばらくしてかずよしがダッシュで帰ってきて

「かかってこいっ!」

はつびの目の前に立った。
防御するためか右手には着ていたトレーナーをぐるぐる巻きにしていた。
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