君へ…
-カタンッ-


私は自分の席に座り色んな係りを決めたりした。


それから時間がたち、授業が始まった。


数学の授業が始まり問題を解くことになった。


でも私は解らない。


「もぉーっ最悪!わかんないっつぅーの。」


私はくだらない愚痴を言っていた。


「はいっ!解んない人を教えてあげて。」


先生が先に解けた人に向かって言う。


私はラッキーと思った。


ラッキーと思っていた時、誰かが向こうからこっちに向かって来る。


よく見ると中村くん。


中村くんは、前から少し気になっていた。


私はドキドキしながら下を向いた。


「えっ!お前わかんねーの?バカだなぁ~。教えてあげようか?」


「中村くんっ!!」


私は顔が真っ赤になりそうだった。


だけど、チャンスだと思って教えてもらうことにした。


「うんっ!ありがとう」


「おうっ!ここは、こうで…」


ヤバイッ!カッコイイ!!


私はドキドキしながら、授業を受けた。


「わかったか?ってお前さぁ聞いてんの?!」


「きっ聞いてるよっ!分かったからありがとっ。バイバイ。」


私は目の前に天使がいたように思えた。

そう二人が仲良くなったのはこれがきっかけだった
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