【完】泣き顔スマイル
だけど私に何かあると無条件で
私を優先してくれるしゅーちゃん。
もし彼女がそれに対して怒るなら
修ちゃんは迷わず彼女を切る。
私はそれが堪らなく嬉しかった。
私のほうが特別って
言ってくれているようで。
嬉しかったけど、でも違うんだよね。
修ちゃんは、私を妹のように大切にしてくれているからこそ、「ごめんね」って申し訳なくなっちゃうの。
私は修ちゃんを兄として
見たことなんて一度もないよ。