Dear.My Heart
{どんなユメ見てたん?「せ、先パイ」て言ってたよお(^^)★}
後ろから回された手紙には、送り主が示されてなかったが、このクセ字ですぐに佳代だと分かった。
柚菜は佳代の席がある、教室の端を見た。
佳代はこっちを見て手を振っている。
夢で良かったあ。と、今になり安心しつつ、佳代に笑顔を向けた。
だが、この笑顔は本物ではなかった。
彼女にとって、夢で見る程不安だったのだろう。
稔本人から萌香の話を聞き、昨日あんな光景を見たのだから…
本当に先輩はあたしのこと好きなのかな。
ずっと好きだった人のこと、まだ未練があるんじゃないのかな。
柚菜はそんな不安を抱いていたのだ。
後ろから回された手紙には、送り主が示されてなかったが、このクセ字ですぐに佳代だと分かった。
柚菜は佳代の席がある、教室の端を見た。
佳代はこっちを見て手を振っている。
夢で良かったあ。と、今になり安心しつつ、佳代に笑顔を向けた。
だが、この笑顔は本物ではなかった。
彼女にとって、夢で見る程不安だったのだろう。
稔本人から萌香の話を聞き、昨日あんな光景を見たのだから…
本当に先輩はあたしのこと好きなのかな。
ずっと好きだった人のこと、まだ未練があるんじゃないのかな。
柚菜はそんな不安を抱いていたのだ。