Dear.My Heart
「あたしは、稔のことずっと好きだったの…」

萌香は頬に涙をつたらせながら、淡々と話し始めた。
























気が付くと、そこには柚菜しかいなかった。

彼女は倉庫の壁に寄りかかって座っていた。




萌香は話を済ませると、そそくさと戻っていったのだ。


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