Dear.My Heart
「柚菜の好きな人って中崎先輩!?」



反対側の下駄箱を掃いていた梨央がこっち側に来て、吃驚しながら聞いてきた。




梨央には合宿で話す予定だった。
しかし、ここで否定するわけにはいかなかった。





「うん、内緒だよ!」


柚菜が認めると、佳代は「やっぱりね。」という目で見てきた。








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