太陽色の僕ら ~貴方のぬくもり~
公園で泣きそうになる彩夏を見た時、


昔の俺を思い出した。


俺があの女性の言葉で救われたように


こいつも楽になるかもしれない、


そう思えてならなかった。


昨日会ったばかりだとか


この際どうでもいい。


ただ、


俺と同じ境遇のこいつを放っては


おけなかった。







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