太陽色の僕ら ~貴方のぬくもり~
***

「ただいまー!」


家の中へと足早に駆けていき、やっと寒さから


解放された。


「彩夏ー!

ちょっと来い」


「?何ー」


唐突に名前を呼ばれれば、声の主のいる


部屋へと駆け足で行き。


「昨日の洗濯物畳むの手伝ってくれ」


「洗濯物?」


洗濯物…、

家族と住んでいるときも叔母さんの家に居ると

きもしていたから

畳むだけなら自信はある。


「よし、やる!」


***

「はい!出来たっ

どうだ?」

満足に畳めた私は明るく陸に話かけた。





< 26 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop