太陽色の僕ら ~貴方のぬくもり~
「陸ってお母さんみたい…!!」


目をキラキラ輝かせながら陸を見た。


「お母さんーっ!?」



“お母さん”


自分から発した言葉で

少しお母さんの事を思い出してしまっていた。


***


何度も陸の畳む姿を見て洗濯物を畳む。


「出来たー!」

「ん、やれば出来んじゃねーか」


そう言った陸は私の顔を撫でた。


「うわあああっ!撫でんなバカ!」


撫でられた私はブワッと体が熱くなり、

必死で手を退けるように言った。




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