太陽色の僕ら ~貴方のぬくもり~
***


施設の子供は俺意外、未成年だったから


別の養護施設へ移った。



そして

俺はこの施設で暮らすことにした。




朝日の事を忘れないように。


俺がちゃんと働いて、人を養えるようになったら

また


皆で笑って暮らせるように。





だから


俺はその時まで守るんだ。





少し言い過ぎかもしれないけど、


高い位置でまとめた髪。


あたたかい笑顔。


手を繋ぐ癖。



俺は朝日の全部が好きだった。



昔も、今も、これからだって



変わらないだろう。








さよなら





俺の大事な人










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