太陽色の僕ら ~貴方のぬくもり~
あいつが妙なことを言うから何だか彩夏の顔が見れなくなったじゃねえか。

くそっ


「陸?」


「っ!あっああ、よーし食べるぞ!」



「…?」



* * * * *



彩夏と不自然なままテーブルにつき、昼食をとっているわけだが
どうしようか。


俺のこんな態度に彩夏は驚いてるし。


畜生、何を戸惑ってるんだよ俺は。



「彩夏、ちょっと来て」

「なに?」


真広は彩夏の腕を引き、少し離れたところで
彩夏の耳に向けてコソコソと話をしている。



ー…どうしてかイライラする。
というか
モヤモヤする。





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