交換日記~散りゆく花~
浩二「お婆さんたちは、いったいどなた達なのでしょうか?」
お婆さん「私たちは、みちこ先生の生徒ですよ。」
浩二は驚いた、たしか生徒、全員爆撃で亡くなったはず。
浩二「全員亡くなったはずでは?」
お婆さん「あなたの、おかげで全員死なずにすんだんですよ。」
お婆さん「昭和19年6月20日朝、私達15人が教室で、話をしていたら、空襲のサイレンが鳴り、急いで防空壕に走って逃げました。」
「防空壕の中で泣きながら隠れていると、みちこ先生が言ったんです。」
「防空壕は、危ないから校舎に、逃げて!」
「防空壕の方が、安全だと思ったんですが、みちこ先生が必至で言ってるので、私達は先生を信じて、校舎に逃げました。」
「その時一番小さかった私が、取り残され、一人鳴いていました。」「みちこ先生が私の手を握って、速く校舎に逃げて!」「みんなの所へ逃げて!」
「私は必至で校舎に逃げました。」
「その後、逃げ遅れたみちこ先生の所に、爆弾が落ちて、先生が。」
お婆さん「私たちは、みちこ先生の生徒ですよ。」
浩二は驚いた、たしか生徒、全員爆撃で亡くなったはず。
浩二「全員亡くなったはずでは?」
お婆さん「あなたの、おかげで全員死なずにすんだんですよ。」
お婆さん「昭和19年6月20日朝、私達15人が教室で、話をしていたら、空襲のサイレンが鳴り、急いで防空壕に走って逃げました。」
「防空壕の中で泣きながら隠れていると、みちこ先生が言ったんです。」
「防空壕は、危ないから校舎に、逃げて!」
「防空壕の方が、安全だと思ったんですが、みちこ先生が必至で言ってるので、私達は先生を信じて、校舎に逃げました。」
「その時一番小さかった私が、取り残され、一人鳴いていました。」「みちこ先生が私の手を握って、速く校舎に逃げて!」「みんなの所へ逃げて!」
「私は必至で校舎に逃げました。」
「その後、逃げ遅れたみちこ先生の所に、爆弾が落ちて、先生が。」