交換日記~散りゆく花~

校長先生「その慰霊碑は。」

浩二「あ、校長。」

校長先生「戦時中ここに防空壕が、有りまして、空襲があった時、中へ逃げ込むようになっていました。」
「ある日、空襲を受け、先生と、生徒がこの中に逃げ込み、そして運悪く爆弾が防空壕に当たってしまい、全員亡くなってしまったんです。」

浩二「そうなんですか、可愛そうですね。」

校長「じゃあ、帰りましょうか。」

浩二「はい、お願いします。」

浩二は、部屋の中に入り机のイスに座り。

浩二「可愛そうな子供たちだな、戦争で亡くなってしまうなんて。」
「まだまだ、やりたい事があったろうになぁ。」

浩二は、亡くなっていった子供たちの事を思いながら、床についた。

朝になり浩二は、自転車で小学校へと、向かった。

教室に入る前に浩二は、慰霊碑の前に立ち、両手を合わせた。

そして浩二は、教室へと、入っていった。