捨てる恋愛あれば、拾う恋愛あり。
Extra.

~あとがき

 

*あとがき*


ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!

一人でも多く、この物語を楽しんでくださっていたら嬉しく思います★


現在、2014年2月下旬。

この物語を完結してから2ヶ月が経ちます。

本作はベリーズ文庫大賞エントリー作として公開したので、あとがきは敢えて書いていませんでしたが、無事に終わりましたので(結果は残念でしたが……)あとがきを書かせていただいております。


捨てる恋愛あれば、拾う恋愛あり。

本来であれば、書く予定のない物語でした。

最初はベリーズ文庫大賞にエントリーする気が全くなかったのと、「結婚」をテーマに物語を書く予定も全くなかったからです。

でも、ある日、柚木の頭の中にふと生まれたんですよね。

琴音と惣介の二人が。


*結婚適齢期を過ぎつつあるアラサー女子の焦りと諦め

*過去の恋愛のせいで今の恋愛を諦めてしまった30代男子

*お見合いから生まれる恋愛感情


この3つを軸として書くことにしました。


実際に書き始めると、この二人を書くのが楽しくて楽しくてたまりませんでした(^^)

今までにないくらいの執筆の速さ!

場所さえ用意してあげれば、頭の中の二人が勝手に会話を進めていくんですよね。

「名人」という言葉も、惣介が勝手に言い出した言葉です(笑)

気に入りすぎて言い過ぎていたので、途中からちょっと控えめにさせてもらってますが……

言い過ぎだっ、惣介!と(笑)


そして、二人のデート場所は柚木の好みの場所です。(柚木自身はデートではなく友達と一緒に……笑)

何と言っても、鍾乳洞!鍾乳洞!鍾乳洞!

本当に楽しいのですよ!笑

柚木は行くと、かなりきゃっきゃしてしまいます(笑)←石が大好きなのです(変わり者~)

場所によるのかもしれませんが、本当に幻想的で地球の偉大さを感じることができますので、もし機会があれば、みなさまもぜひ。
(鍾乳洞の回し者ではありません(笑))


この物語には、他にも柚木の好きなものがたくさん詰まっています。

メガネ男子 (ほんと好きだな(笑))

一人称“俺”+敬語 (かなりツボです!)

背が高い

実はイケメン

星 (ちっぽけ~のくだりは、柚木自身が実際に思ってることです)

大好きです。


そして、タイトル!

執筆中は「一期一会」でした。

テーマにしていたこともあり、とりあえずこれにしておこうと。

完結が近くなった頃だと思うんですが、タイトルとは関係なく、たぶん文章中に入れようと思って「捨てる」の意味を調べていた時です。

「捨てる神あれば、拾う神あり」

ということわざがすぐ下に出てきました。

そして、ちょうどタイトルを変えたいと思っていたところで。

……これだ!と(笑)

そこから生まれたのが

『捨てる恋愛あれば、拾う恋愛あり。』

でした。

タイトルをつけるのが苦手な柚木ですが、今までの作品の中でトップ争いをするくらい、お気に入りのタイトルです。

長いので、普段は「捨恋拾恋」と略して呼んでますが(笑)←これはこれで打つのが面倒

ちなみに、「捨てる」の意味は「持ち続けてきた思いなどをなくす」。

そして、「拾う」の意味は「思いがけなく手に入れる」。
(どちらもどっかのネット辞書からの引用です)

話の内容は、実際のことわざの意味とはずれると思いますが、それは柚木流ということで許していただければと。


この話は柚木にとって、特別な存在です。(もちろん、今までの作品も特別ですが)

小説を2年ほど書いてきてはじめてベリカのランキングに載せていただいて(最高7位!)、感想などもいただけて、たくさんの人に読んでいただけました。(この作品で柚木の存在を知った方も多いのではないかと)

気に入ってくださった方も今まで以上にいると思ってます。(たぶん……)

他の作家さんの足元にも及ばないと思いますが、一人でも多くの方に読んでもらえて気に入っていただけたことは本当に幸せなことです。

「恋愛をしたくなりました」

「私も頑張ろうと思いました」

「素敵なお話でした」

最高の言葉たちをいただきました。

この物語を生み出すことができて、本当に良かったと思います。


琴音も惣介もすごくかわいい存在です。

二人の外見はモデルがいますが、ここでは秘密にしておきます(笑)

恐れ多くも、書籍化の夢が叶ったらどんな琴音と惣介を描いてもらえるんだろう?、なんて思ったりもしました。

それは叶いませんでしたが、ぜひぜひ、みなさまの頭の中にそれぞれの琴音と惣介を育ててあげてください。


ある方から「ベリカの中で温めてほしい作品。それくらい素敵な作品」と言っていただきました。

すごく愛されてるなと思いました。

もしよろしければ、この作品、そして琴音と惣介をはじめとしたキャラクターを愛していただけると嬉しいです。


もしお時間があれば、かんたん感想でも、一言だけの感想でも、何でも構いませんのでいただけると嬉しいです。(無理には言いませんが(笑))


長くなりましたが、読んでくださって本当にありがとうございました★

たくさんの方がほっこりと温かい気持ちになっていることを祈って……☆


* 2014.02.28 * AI to YUKI *



P.S.

感謝の気持ちを込めて、次のページから番外編を載せているので読んでいただけると嬉しいです。

こちらは実は、とある理由によりお蔵入りさせようと思ってた番外編だったりします。

でも、光を浴びさせてあげられないのもかわいそうだなと思ったので、こっそり公開させていただこうと思います。(ちなみにかなり時期外れです(笑))

そういうことで、本編の雰囲気があるかどうかは保証出来かねます(笑)

本編のイメージを崩したくない方はここまでで止まった方がいいかもしれません……(^_^;)

もし読んでくださる優しい方がいらっしゃれば……本編とは別物として読んでいただけると嬉しいです!笑←チキン

では、ドウゾ★
→GO!→
 
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