無自覚小悪魔にモテ期到来!?
「ほんとごめん」

「うぅん、へーき」


笑顔を作る。


「じゃあ、がんばってね!」

「おぅ、ごめんな」


テニスラケットを背負って、申し訳なさそうな亮を見送る。

笑顔で手を振って、ケータイを取り出した。



「・・・もしもし?私だけど」
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