無自覚小悪魔にモテ期到来!?
6 後輩と
「送ってくれてありがとう、亮」
「おぅ、じゃーな」
いつも通りの帰り道。
手を繋ぐだけの、いわゆる健全なカンケイ。
何も知らない純情な亮は、私をただ真っ直ぐに好きでいてくれる。
「・・・いいんだよね、これで」
小さくつぶやいてみる。
「何が?」
「おぅ、じゃーな」
いつも通りの帰り道。
手を繋ぐだけの、いわゆる健全なカンケイ。
何も知らない純情な亮は、私をただ真っ直ぐに好きでいてくれる。
「・・・いいんだよね、これで」
小さくつぶやいてみる。
「何が?」